*

真・行・草

公開日: : デザイン, 暮らし, 設計

造園工事の設計中です。

今日は、現地で設計の確認です。

庭の設計では、「見切り」が多く発生します。

 

「見切り」とは素材と素材の境界のこと。

例えば、「芝生と砂利の境界」、「植栽エリアとアプローチの境界」など、、

 

今回は石を敷くことで境界にしようとしています。

 

日本文化の考え方に、「真・行・草」という作法があります。

書道でいうと「楷書・行書・草書」。華道では「立花・生花・自由花」。

真=基本 → 行=応用 → 草=自由

といった感じに技術の熟成度を現わしている事に近いかもしれません。

 

造園の石の敷き方の作法でも「真・行・草」の考えがあり、

真=切石敷 → 行=延石敷 → 草=飛石敷

の流れで石を敷くといった具合です。

有名な実例は、京都の桂離宮の敷石。

 

小林建設の展示場の庭でも実践されています。

真・行の敷石行の敷石

今回のお宅でも、これに習って石を並べてみようと思います。

庭の設計

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

新・本庄展示場S-box⁺が
GOOD DESIGN AWARD 2022年度を
受賞しました!
詳しくはこちらから☟陽の栖小林建設のモデルハウスの一つである新・本庄展示場S-box⁺が受賞したGOODDESIGNAWARD2022のロゴ

 

~   m o r e ~

 

群馬県高崎市で自然素材を使ったデザイン住宅を建てるなら小林建設

群馬県高崎市で自然素材を使ったデザイン住宅を建てるなら小林建設群馬県高崎市で自然素材を使ったデザイン住宅を建てるなら小林建設

The following two tabs change content below.
浦正人

浦正人

設計部<一級建築士>株式会社小林建設
「建築家として、もっとも、うれしいときは、建築ができ、そこへ人が入って、そこでいい生活がおこなわれているのを見ることである」建築家吉村順三のことばです。まさにこの想いです。
浦正人

最新記事 by 浦正人 (全て見る)

関連記事

グリーンカレーとモカブレンド

今年の5月見学会を行った『shakerと煙突のある平屋の家』で外構工事の打ち合わせをしました。

記事を読む

可愛らしい明り取りデザイン

今年も残すところ1ヶ月を切りましたね。朝と夜は一段と寒さが増して、防寒着が手放せなくなりました。昨シ

記事を読む

春の味覚

みなさんこんにちはコバケンLaBOです! みなさんは春の味覚といって何を思い浮かべますか?

記事を読む

埼玉県熊谷市で自然素材を使った平屋のおしゃれな新築注文住宅を建てるなら小林建設

藍染の町

朝夕はめっきり冷え込むようになり 自動販売機の前であたたかい飲み物を買うべきか、 冷たい

記事を読む

ドレン排水詰まり

こんにちは。9月になり暑さも少しずつ和らいできているようなと感じるのは気のせいでしょうか?工事部今井

記事を読む

群馬県藤岡市で薪ストーブや自然素材を使った木の家のおしゃれな新築注文住宅を建てるなら小林建設

偉業達成!

雨が続いて、工事が進まないです。そろそろ晴れますかね。 お疲れ様です。工事部 古田でございます

記事を読む

オリジナルリネン

こんにちはコバケンラボです! 桜の花も見ごろを過ぎてしまいましたが 風に舞う桜の花吹雪も

記事を読む

パッシブデザイン

パッシブデザインの基本 冬は熱射取得、夏は遮熱と言われますが、夏の遮熱方法は室内のカーテンとか

記事を読む

伊勢崎神社

プロペラがある神社

初詣は今年も 地元の伊勢崎神社へ行ってきました。 今更ですが、 9年前に初市で購入したダル

記事を読む

襖のデザイン

5週連続6件の完成見学会も今度の日曜日で最後となりました。 最後のお宅は・・・ ・OMX

記事を読む

follow us in feedly
人はなぜ庭を作る様になったのか

こんにちは! コバケンラボです。 強い日差しからやっと解放されて

雨で一番困った日

ハッピーハロウィーン!(本社玄関前より)  

大阪万博のその後

こんにちは、設計部の大塚です!   10月13日

間もなく引渡です

秋も終わりの頃となり段々とコタツが恋しくなってきました。 &nb

フライ・焼そばの店

鴻巣での現場打合せの帰り道 以前から気になってはいたものの丁度お

→もっと見る

PAGE TOP ↑