理科の実験?
公開日:
:
木造
ここ数日北風の強い日が続いていますが皆さんいかがお過ごしでしょうか?
インフルエンザも流行っているので、うがい手洗いをしっかりとして予防しましょう。
さて、先日工事部の伊藤と一緒に飯能市にある「グリーンスマイル」さんのところへ行って来ました。
目的はコバケンでストックしている材木(板材)の在庫確認と整理。
バスツアーなどで行かれた方もいると思いますが、飯能の山間にあります。
西側に植樹林があり、昼休みにはお日様が隠れました…
作業前に社長のH氏から「後で面白い実験をするから楽しみにしててね♪」と言われ何だろう?と思っていました。
作業を始めて少しすると何やら水槽を2つ持ってきて準備を始めました。
左側はそのままの水槽。右側は水槽の内側に15㎜程の厚みの杉板を入れてあるもの。その中にそれぞれ熱湯を注いだ紙コップと温湿度計をセットし養生テープで目張りして準備完了。
ガラス面は両方ともすぐに結露を始めました。
数分後、ガラスのみの水槽の湿度は42%
一方、杉板を入れた水槽の湿度は46%と若干高め(H氏曰くあまり気にしなくて良いとの事)
この時点で杉板の裏側のガラス面には一切結露なし(杉板とガラス面の間には空気層あり+杉板には隙間あり)
途中お昼休みを挟んで「実験」の様子を見てみると…
ガラスのみの水槽は結露したままで、湿度はどんどん上がって行き最後は97%
杉板を入れた水槽は結露も取れて、最高で90%台になった湿度も50%台で落ち着いた
H氏の説明によると杉板は湿気を吸収してくれて快適な状態を保ってくれるとのことです。
日本の気候には材木の中でも杉材が適しているとか。
結露の状態や湿度の数値が比較出来てとても説得力がありました。
コバケンの家は…造作材は杉材が中心。壁には杉の羽目板や調湿効果の高い珪藻土を使うなど自然素材に溢れています。
新建材では真似の出来ない家造りをしています。
肝心な作業の方はフォークリフトをお借りしてきちんと作業しました。
今回はH氏の粋な計らいや木についてのトークなどとても楽しい1日となりました♪
H氏の奥さん、美味しいカレーや焼き芋など色々とありがとうございました!
また作業(遊び?)に行きますのでよろしくお願いしますm(__)m
以上、工事部の茂木でした。
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