浄化槽のメンテ
今回は浄化槽のメンテナンスについてです。
浄化槽本体ではなく付属設備のブロワーモーターについてです。
浄化槽内部はいろんな層に分かれています。仕組みは難しいのでここでは省きますが、その中の一つに接触ばっき槽というのがあります。
ブロワーから送り込まれる十分な空気により、ばっき槽内で増殖した好気性の微生物が汚水の汚れを分解します。(ちょっと難しくてすみません。)
嫌気ろ床槽というのもあってこちらには酸素のないところで働く微生物(嫌気性微生物)が有機物を分解しています。(もっと難しくなってしまいました。) しかし浄化槽内には空気の好きな微生物と嫌いな微生物がいるんですネ! 作業を分担して浄化作業を担っています。なんとなくかわいく思えませんか。?
ブロワーは浄化槽内のばっき槽に24時間365日新鮮な空気を送って微生物が活発に分解活動をするのにかかせない 影の力持ちです。
ブロワーモーターの参考写真です。
10年くらいたってくると経年劣化で内部のダイヤフラムというゴムの部品が破れたり、モーター自体が壊れて回らなくことがあります。(これが壊れると微生物が死んで分解作用が出来なくなり、浄化能力が損なわれます。)
ブロワーモーターの近くへいってみて、小さな音でブーンと回っていないと故障です。(手で触ってみると小さくモーターの回る振動が伝わってくるのでわかりやすいです。)また音や振動があっても部品が壊れていると空気が送られていない場合もあります。注意が必要です。
浄化槽維持管理業者さんで点検時(年に4回)に故障が判明することもありますが、なんとなく音がしなくて回っていない感じがしたらご連絡ください。
修理や取替のお手伝いをたまわります。(メーカーや業者さんへの手配もいたします。)
それでは、きょうも頑張りましょう。
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