建具・サッシのメンテナンス
お家の中で毎日使っている 木製建具やアルミサッシは、知らずしらずのうちに緩んできたり 動きが重くなったりしてきます。
まず緩んでいることが時々あるのはサッシの鍵の部分(この部分は専門用語でクレセントと呼んでいます。)ですが 開け閉めしたときに鍵の本体自体がグラグラしてきていることで わかると思います。
この上下についているビス隠しのキャップをそれぞれ上は上に、下は下に押し下げるとキャップが外れます。(ここではTOSTEMと読める部分です。)
そして中に見えるビス(プラスドライバーで回せます。)を時計方向に締めていくと カッチリ止まります。
外した時の逆にキャップを取り付けて完了です、簡単ですので是非チャレンジしてみてください。
次は木製建具で襖や障子の動きが重いときは、下にある敷居の建具が滑る浅い溝の部分にロウ(ろうそくのロウでも大丈夫です。)を
全面に薄く塗ってあげると動きが軽くなることが体感できます。
このロウは丁度敷居の溝に合う21mm幅になっています。使いやすいですね!。
それでも動きが重いときは鴨居の溝にもロウを塗りましょう、コツは溝の両サイドに塗ることです。
なぜかというと襖や障子の重みで上部の面は隙間があり、建具とこすれないからです。
3本溝や4本溝の時も有ります、それぞれに塗ってみましょう。
それでも重いときは建具自体が反っていて溝にきつく こすれていることもあります。
そうなったら あきらめて建具屋さんに訪問して頂き、建具を削ったり調整をしてスムーズに動くようにプロにメンテナンスを依頼しましょう。
毎日使う部分ですので、軽く動いて気持ち良く生活できるように気を使ってみて下さい。
梅雨にまけないで生活を楽しみましょう。
本日の投稿は村井 隆でした。
~ m o r e ~
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