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天井次第で空間は変わる

公開日: : デザイン, 完成見学会, 設計

10年くらい前、
「天井の高い家にして、本当に良かったわね」
というテレビCMをよく見ましたが、

高ければ良いのか?と
何か違和感を感じていたのは私だけではないはず。

家づくりをする際に、
天井のデザインまで意識する人は少ないかも知れませんが、

今度の土日に見学会を開催する
「LDKが中心!家族が集まる27坪の平屋」では、
そのLDKの天井にこだわりました。

 

ポイントは3つ

CAD図

1.平屋ならではの勾配(傾斜)天井で
片流れ屋根にして角度と高さにこだわりました。
平らな天井の玄関からリビングに入ると、
キッチンの奥まで緩やかな開放感を感じられます。

 

パース1

2.母屋(もや)という屋根を支える構造材を天井で隠し、
間接照明の光が天井を滑るように演出する。
天井材に杉板を使う事で、温かみのある空間にしています。

 

パース2

3.光が通るという事は、空気(風)も通ります。
高い位置に窓を設置する事で明るくなり、
通風性も良くしています。その窓の開け閉めと掃除、
シーリングファンの掃除の事も考え、ブリッジを設けました。

 

部屋全体を広く見せて開放感を出したり、
逆に一部を下げて落ち着いた雰囲気にしたり、
天井次第で空間の印象は、ずいぶん変わります。

 

 

 

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大和正規

大和正規

設計部<一級建築士>株式会社小林建設
設計という仕事を始めた頃、言われたことがあります。 『その線一本一本が施主のお金なんだぞっ!』 その線は、お客様の夢でもあると思います。 その線に悩み、それが形となったとき、一緒に感動する。楽しいですょ。 夢:自分が設計した家を探訪した渡辺篤史さんが『やりましたねぇ~!』と、嬉しそうにお施主様に握手を求めているところを、TVで見ること。
大和正規

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