左官工事はこんな感じで施工されます。PART 3
こんにちは。工事部小林です。
私が続けてきた左官シリーズもついに最後になってしまいました。(予定です)
まずはみなさんこちらを読んで思い出してください(笑)
過去の記事は内壁の珪藻土について掲載してきました。
今回は見学会で質問を受けることも多い、外壁の『リシン掻き落とし』についてです。
まずリシンとは、、、
天然石を粉上にして、顔料と混ぜ合わせた塗り壁材のことです。
実際の材料がこんな感じです。
1:下地処理をしていきます。(防水紙と金網を取り付けます)

下地の下地を施工します。
2:濃い目に調合した下地(モルタル)を塗りつけます。

下地モルタルを塗ります
(このときは触っても塗ったところに絵を描いても怒られません。)

乾くとカチカチです。
(この状態になると何もできません。)
3:仕上げのリシンを塗りつけます。

水と一緒に練り上げます。

リシンを塗っていきます。
厚みをそろえながら、きれいに仕上げていきます。
(この時『職人の領域(施工範囲)』にはなるべく入らないように注意します。
入ると怒鳴り声が飛んで来る可能性が高いのです。)

塗っている途中です。
(塗り厚は、おおよそ10mm。
掻き落とし後は7mmの仕上りとなります。)
4:少し乾いたら掻き落とします。

掻き落とし真っ最中です。

これでガッツリ行きます。
(この剣山のような道具で作業を行っていきます。)
5:コバケンの陽の栖の完成です!!

完成♪
建物の見た目を左右する外壁工事もたくさんの工程を重ねています。
雨が入らないように。
きれいに見えるように。
お客様に満足していただけるように。
みんなで協力して、家づくりをしています。
次回は何のシリーズが登場するか楽しみにしていてくださいね♪
以上。現場より小林がお届けしました。


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