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小林建設の本

木の家をつくりたい
木の家をつくりたい
小林伸吾著書

本書では、さまざまな角度から家づくりをとらえ、基本的な考え方から家づくりの過程における留意点までを述べています。一軒の家を構成しているものには、躯体構造、温熱環境やデザインなどさまざまな要素があります。最も重要なのは、そのすべての要素がバランスよく備わってこそ、はじめて「いい家」といえること。家づくりは総合力で成せるものです。構造を重視するあまり、デザイン性に欠けてしまってはならないし、デザインさえよければ省エネ基準をくりあしていなくてもいいというわけではないのです。すべてを満点にする必要はありませんが、要素の一つだけに長けていて、他が合格点に達しない家は、決して住み心地の良い家にはならない、ということを伝えたいのです。住まいとしての基本性能も、デザインも、施工力も省エネに関しても、すべてが90点の家を目指したい。高いレベルでポイントを押さえながらバランスをとりつつ、総合点で最高点を目指す。これが本当の家づくりだと私は考えます。

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パッシブデザインの住まいと暮らし
パッシブデザインの住まいと暮らし
野池政宏/小林伸吾/清水康弘 共著

小林建設がパッシブデザインに取り組んでから、早いもので30年が経過しました。その間、「心地よい住まいであり続けること」を目標に、太陽や風などの自然の力をイカした家づくりを数多く実践してきました。試行錯誤の結果、四季を感じながら、厳しい冬や夏を上手に過ごすには、パッシブデザインの家しかないとの結論に達しました。
パッシブデザインの家は誰が中心となって手がけていくべきでしょうか。日本全国で同じデザイン、同じ仕様で棟数を追いかける大手ハウスメーカーやパワービルダーでしょうか。私はそうではないと思います。やはり地域に住み、地域の気候風土を知り、地域に根ざした家を建てる工務店や設計事務所がその役割を担うべきでしょう。
地域の担い手たちが、一棟一棟住まい手に寄り添いながら時間をたっぷりかける。見学会やイベントに何度も参加していただき、丁寧に楽しみながら住まいを「カタチ」にしていく。そんな家づくりが理想です。本書はそうした考え方をもとに、小林建設の取り組みやパッシブデザインの手法を紹介しています。これからも自然や地域との関わりにこだわりながら、住まい手が真の満足を得られるようにパッシブデザインを進化・発展させていきたいと考えています。

本書は、パッシブデザインや温熱環境・省エネルギー関連の住宅アナリストとして活躍し、全国の地域工務店から絶大な支持を集めている野池政宏さんと、構造や温熱環境にこだわった都市型住宅の設計施工で評価を得る参創ハウテックの清水康弘さんという素晴らしいお二人との共著となっています。

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